caffeLittlewoods#1379 フリースタイルカーマガジン@別冊リトルウッズvol2
一度はポルシェに乗りたい・・・
そう思っている方は少なくないのではないだろうか? 自分で初めてポルシェに乗ったのは某Cモータースに勤めてた頃。 イタフラ販売のイメージが強い輸入車販売会社だが 実は社員のマイカーの半分がポルシェだったんじゃないかなぁ 実際にポルシェも販売してたので 売り物を動かしたり 修理車の回送で何台ものポルシェに乗ったねぇ。 その中で、あの日のことは 20年以上経った今でも忘れることはできない。 初夏の蒸し暑い夜だった。 お客様から930の納車場所に指定されたのは 国道20号線、大垂水峠の先であった。 中央フリーウェイを走る930! リアから聴こえるフラット6の音に酔いしれたねぇ。 インターを降り、ワインディングに入ると 予想を遥かに超えるトラクションのかかり方に俺は驚いていた。 連続するコーナーを気持ちよく駆け抜け 納車場所に着く直前の下りコーナーだった。 少しオーバースピードかも? と思いコーナーの進入でブレーキに足を乗せた瞬間のことである。 あれだけトラクションのかかっていた重いテールが いとも簡単に滑り出したではないか・・・ それまでFRのテールスライドしか経験が無かった俺は その「突然さ」になすすべも無く 床から生えたブレーキを更に強く踏んで そして目をつぶったのだった。 キィ~~~~~~! (鳴り響くスキール音) ウァ~! (助けて神様!) 振り子のように滑ったテールは180度回った所でかろうじてグリップを取り戻し 窓からはゴムの溶けた匂いが漂っていた。 ストールしたエンジンはチリチリとマフラーの焼ける音だけが・・・ 夏虫の鳴き声と混じり合って静けさを助長した。 ヘッドライトはタイヤから舞い上がった白い煙の中に 坂の上のガードレールと長く生い茂った草を照らしていた。 助かった・・・ 930は奇跡的にガードレールに触れることも無く エンストしたせいで点灯したインパネの中の警告灯が 俺の頬を赤く照らしていた。 (本当は血の気が引いて青かったに違いない) その後、どうやってお客さまにお納めしたかは記憶にない。 そしてその後、後輩までが911を選ぶ中 俺はコルベットを自分の愛車に選ぶのである。 つまり911は俺にとってトラウマに残るクルマ。 そんな俺が46歳になった去年、再び930に巡り合った。 これが運命なのだろうか? サーキットにも行った。 エンジンも自分で下した。 少しはコイツの事を理解はしたが、改めて底が見えない魅力の深さも知った。 今度の週末、5月9日 元ティーポ編集長の嶋田智之さんがリトルウッズで ポルシェのトークイベントを開催してくれることになった。 イタフラのイメージが強いTipoだがコンスタントにポルシェを特集している。 世界中の名車と新旧ポルシェに乗ってその限界を引き出してきた嶋田氏。 聞いてみたいことが山積みである。 トークショーの後には参加者の皆さんからの質問コーナーも! 是非この機会にポルシェの魅力を確かめてはいかがでしょうか? フリースタイルカーマガジン @別冊リトルウッズvol2 出演 嶋田智之(編集者、ライター) 小林正治(リトルウッズ) MC サワダヨシキ 日時 5月9日土曜 17:00-19:00 会費\2000(25才以下、女性半額) 別途飲食ご用意してます(1500円ブッフェ形式) facebookご利用の方は下記からご参加ください! https://www.facebook.com/events/1443768392588507/ リトルウッズはクルマ屋です!
by e-littlewoods
| 2015-05-07 03:19
| 俺です。
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