caffeLittlewoods# 1345 「レトロモービル」
今回の渡仏の目的の半分はこれが目的でした。 「レトロモービル」 パリで開催される旧車イベントである。 クルマもさることながら、こっちの人がどんなクルマに興味があり どういう風に乗る(持つ)のがカッコいいとされているのか・・・ 知りたかった。 あえて日曜日を選んだのも人が多いほうがいいからだ。 (反応見れるからねぇ) 胸が高鳴るなか会場に到着して目についたのは キャンピングのトランポ。 何台も会場の周りに泊まってたねぇ。 このイベントにヨーロッパ中のコレクターが楽しみながら参加してるのが良くわかる。 キャンピングで引っ張るんだんぁ、日本ではあまり見ない。 巨大なメルセデスクラシックのトランポ。 メーカーの力の入れ方も半端じゃないなぁ・・・ 自走で走ってくる出品者も勿論多数。 これはこれで楽しいねぇ。 で、停めた瞬間に人が群がって「あーでもないこーでもない」やるわけ。 言葉が喋れたら数十倍楽しいだろうなぁ・・・ 中の様子はiPhoneの画像がいっぱいになるほど撮ったので 後日ご紹介するとして、一番感じたことは・・・ フランス車以外にドイツ車もイタ車もアメ車さえも出品される中 日本車はこれ一台だった。 これが何を語るのか・・・まだ整理しきれてない。 プジョー404カブリオレだ。 合流した輸入元の平手氏が舐めるように見ている。 アールデコに魅せられフランスに渡りカメラマンを目指し、 最後はクルマの魅力に取り付かれた名古屋的フランス人である(笑) 「石畳を滑るように走るに決まってるでしょ」 話を聞いていると、昔乗った滑るように走るその乗り味も 彼の心に影響を与えてるのでしょう。 ウインカーを指さして 「前は白、後ろは赤に決まっとるがね~」 と、訳のわからない事を言いながら舐めるように見てた。 (ル~ちゃんへ) 日本車が一台だけだったヒントがこの辺にあるかも... なんて感じながら「これに乗って帰りてぇ~」と思った俺でした。 肝心な中の様子は後日!ではでは~!旅はつづく・・・ グッチ 2000年ぐらいかな、僕の1人住まいのマンションに来たのは。 中華屋の換気扇の下で油まみれの瀕死の状態で発見されたらしい。 知り合いが病院で治療をしてあげたのだが、その家には病気の先住猫さんが・・・ 話を聞いて対面してみる事になった。 両手は点滴の為に毛が剃られ、体はガリガリ、耳は爛れ、片目は怪我で・・・ 見るも無残な感じだった。 正直なところ「断りきれなかった」のかもしれないが・・・ 子供の頃飼ったジュウシマツ(小鳥)以来、初めての動物飼いで 張りきって猫グッズをいっぱい買い込んだのを憶えている。 我が家へ連れて帰って猫バッグの蓋を開けたらスススーッとシャコタンのまま ソファーの下に入ったっきり、姿が見えなくなった。 朝、缶詰を一缶あげて仕事へ行き、昼に帰ると無くなっているので また一缶お皿に出して仕事へ行く。 夜帰っても姿は無し。でも昼に出した缶詰は綺麗に無くなっている。 「夜ご飯だよ~」って言っても返事は無い。 僕が寝床について、電気を消すと歩き回っている気配がする。 こんなのが1ヶ月ぐらい続いたある夜、いつものように深夜番組を見ながら ビールを飲んでいたら、あぐらをかいた僕の足の上に、怯えながらそーッと 何かが乗ってきた。 固まったねぇ。お願い、逃げないで! そーっと下を見ると・・・ん?誰だ?お前。 丸々太った、毛がフッサフサの猫が・・・ 一日三食はあげ過ぎだったか~。 この日からカボさんが我が家へ来るまで 1人と一匹、二人六脚の生活がスタートしたのだった。 ジジ(ゼンジ) 「黒猫が欲しい」がカボさんの口癖だった。 グッチ以外の猫には全く興味が無い僕は「絶対ダメ」が口癖になった。 2007年10月、社員旅行で行った修善寺のオーベルジュ「フェリス」 宿泊した朝、カボさんと散歩をしていると、どこからか「びゃ~う、びゃ~う」 何の泣き声だ? 周囲を見回すと道の端にダンボールが・・・ 中に居たのは生後1ヶ月ほどの黒の子猫。 カボさんの執念か? 結局連れて帰ることになり、修善寺で拾ったので「ゼンジ」と名づけた。 呼びづらいので「ジジ」になったとさ。 アズ・リオ(アズーロ・フォリオ) 某、工務店の社員(独身のオジサン)の飼ってるメス猫が4匹の子猫を出産した。 どうやら自由に出入りしている猫だったんだねぇ。 その工務店のお嬢さんが子猫の面倒を見てくれる里親をさがしてたわけ。 里親探しのお手伝いをすることになった小林家。 あっちこっちに「猫飼う気無い?」って聞いてまわるけど、一向に見つからない とにかく、準備だけしよう! 我が家からグッチのバッグとジジのバッグを持ってきて、まずは病院で検診。 全員の検診を終え、先生の「OK」をもらった時、「よかった」 里親探しに頑張ってたお嬢さんの目から涙が。(よっぽど緊張してたんだねぇ) 僕とカボさんの気持ちは同じだった。 「4は無理だけど、2なら」と言って片方のバッグを持った。 偶然入っていたのがアズとリオだった。(兄弟の中でも相性があるからねぇ) 名前の由来はその年オープンしたリトルウッズ横浜・青葉店の「青葉」から イタリア語で青「アズーロ」葉「フォリオ」である。 ニャン 環八沿いにあるリトルウッズ世田谷は用賀の街にある。 猫の多い街なんだねぇ。 裏の駐車場によく出没する白猫は耳に赤いピアスをしてた。 調べてみると去勢手術を施した証のようだ。 (そういうボランティアがあるんだねぇ) ある日、お弁当の残りをその白猫にあげてみた。 毎日来るようになり、いつの日からか環八側の展示場で寛ぐようになっていた。 雨の日も来て、濡れながらゴハンを待つようになったので 展示場の隅にニャンハウスを作ってあげた。 ゴミ箱を横にして風で飛ばされないようにブロックと結びつけた簡単な家。 「こんなのに入らないよね~」と思いながらセッティングすると なんと、すんなり入ったねぇ。 それからと言うもの、雨の日も冬の寒い日もそこで寝泊りするようになった。 今では3階の事務所にゴハンを朝、夜、食べに来るのが日課になった。
by e-littlewoods
| 2014-02-10 16:14
| 俺です。
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