caffeLittlewoods# 1349 「俺がクルマ屋になった理由」
先日、クルマ大好き仲間であるK氏からこんな相談を受けた。
「小林君さぁ、うちのタイプⅡ買い取ってくんない?」
「え?あの愛車売るんすか?」
驚いた。
VWラブ、ポルシェラブ、フラットRRラブのKさんがガレージの一番奥に大事に大事にしてた
ご自慢のタイプⅡだったからだ。
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左右はビートルに挟まれ前には911が鎮座するガレージ
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「この前さぁ、山梨に住んでる両親の雪かきに行ったのよ・・・・・・・・」
それとタイプⅡとどういう繋がりがあるんだろう?って思いながら聞いていると
どうやらご両親、娘夫婦、孫たちを乗せて、いろいろクルマで行きたいから
10人乗りのハイエースに乗り換える決心をしたのだと・・・
富山に母を持つ俺には他人事ではなかった。
「この前ハイエースを見に行ってきたんだけど、小林君ところでは国産車やらないもんねぇ」
正直、詳しくないから自信無かったけど
「そんな心温まる話に協力できないで何がクルマ屋よ」
好きなクルマを並べてます!って言ってるけど、本来、俺がクルマ屋になった原点は・・・

さかのぼること20年以上前のこと
バイト先(タイヤショップ)の店長(伊藤さん)の仕事っぷりに憧れて
「こんな商売人になりたい」って思ったのがきっかけだった。
(現在は「プロショップリアル」の社長)
どんな商売人かって・・・簡単に言うと(簡単に言うのは難しいけど)
お客さんのことを知り、商品をとことん勉強し、そしてその人に一番合った物をすすめる。
(当時はチューニングブームだったからねぇ。タイヤはもちろんアルミ、サス、マフラー、エアロ・・・)
利益が少ない商品だろうが関係ない。
その代り、お勧めできない物に関してはお願いしたって売ってくれないという頑固さもあったねぇ(笑)
しつこい金持ちが「金払うんだから、やれよ!」なんて言おうもんなら「帰れ!」って言ってた(笑)

更には、そんな伊藤さんのお友達なわけ!Kさんは。
(もちろん今は俺の友達でもある)
短い時間だったけどハイエースに関して猛勉強したよ。
Kさんの使い道考えてお年寄りに優しい電動スライドドアはあった方がいいし
孫たちの為に後部座席にフリップモニターあったら最高で・・・・・
詳しい先輩にも相談してたらドンピシャ見つけたぜぃ!

ところが、クルマを見つけた名古屋から陸送手配したら
先月の雪の影響と消費税アップに伴う駆け込み需要で完全に麻痺。
「3月中に両親を旅行に連れて行きたいなぁ」というKさんの言葉が
こだまのように俺の頭に鳴り響いた。
自分で取りに行くぜぃ!
しかもハイエースの相談をした先輩が事情を聞いて
「一緒に取りに行ってやるよ」って

無理くり「買い取ったグランドハイエース」を名古屋に持ち込むことにしてくれた。
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名古屋なんて近いからどってことないんだけどね(笑)
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リトル到着!そしてその日のうちに見に来てくれた。
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革調のシートカバーはチビ達乗せるのにメンテが楽なのよ!
クルマってつくづく「縁」だって思うんだよねぇ。こんなピッタリなの無い(笑)

これ乗って笑う家族を想像したら・・・
「これが商売の醍醐味なんだなぁ・・・」
ハイエースだからあえてこのステッカーを貼るよ、リトルが売った証として。
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15年ぐらい前に作ったリトルウッズステッカー
(時代を感じるねぇ、今は作ってない)
「ハイエースに貼ったらイメージダウンじゃない?」とKさんは言うが
とんでもない!俺が自分で探してきたクルマだもん
堂々と貼って堂々と紹介させてもらいますから!


そして愛車タイプⅡの引き取りになった昨日。
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手放すクルマを整備までしてくれて・・・愛車を手放すKさんの気持ちを思うと
複雑な気持ちになるんだよなぁ・・・
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走り去るタイプⅡの写真を撮ってる・・・(Kさんの写真を拝借)


帰り道、渋滞の首都高から見える空を見ながらいろんなことを感じた。
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ルームミラーには家族の笑顔と笑い声・・・
「パパ、楽しいね!あっディズニーランド見えて来たよ!」
「本当だねぇ、シンデレラ城だ」 (完全に妄想です)
俺の頭の中にはこの曲が流れた。
「A DAY] 
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この後渋滞は解消され環状線に入った時には
タイプⅡが人気ある理由を知るのである。

リアに収まったフラット4からは乾いた独特のサウンドが・・・
アクセルを踏み込むとキャブがすぐさま反応する!
「バタバタバタバタ~~~」
完全に上を向いたモトリタウッドは少し切っただけですぐに方向を変えてくれる。
「これ、パワステ付いてないんだった」 (忘れてしまうぐらい軽やか)
首都高のつなぎ目やギャップを超える度に驚かされた。
ドロップスピンドルによって下げられた車高と年式の古さを考えたら
普通なら覚悟を決めて段差へ突っ込むけど・・・むしろソフトと言える。
ブレーキはフロントがディスクに変更されてるだけあってナチュラルに効いてくれる。
(サーボが無いから重く感じるけどね)
13枚あるウインドゥは抜群の視認性で首都高の車線変更も楽勝!

クルマとの会話を楽しんでるうちにあっという間に用賀インターを降りていたのである。
他のフラットエンジン仲間と違和感なく並ぶ光景に思わず頬が緩んでしまう。
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リトルウッズは自分たちが乗りたいクルマを並べているわけだが
「良いクルマ」とは「国」や「メーカー」で選ぶのではなく、
その人の使い方に合ってるクルマかどうか?だと思うわけで・・・
ハイエースだって喜んで納めるわけです。
「リトルウッズは本当にクルマ屋だったんです」

リトルウッズホームページ 
リトルウッズ在庫情報!

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by e-littlewoods | 2014-03-07 20:57 | 俺です。
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自称・日記王子コバさんとネコネタ収集係カボさんの猫とクルマのお話です。
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