caffeLittlewoods# 1314 「芦毛の名馬」
我が家はさながら「野生の王国」である。
特に「ジジ」 「きぃ」 「トツカ」
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この3匹の怪獣が、それぞれ自分勝手に「なんでもあり」を合言葉に
縦横無尽に動き回るのである。

そんな中で寡黙に生きる一匹の老猫・・・
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グッチである。
彼は「トツカちゃん」が来ても・・・そして他の猫が大騒ぎしても
なんら普段と変わらぬ様子だった。
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ひょっとすると、リオと見分けがつかなかったのかも・・・
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同じ柄だから・・・
(これは、ほぼ間違いないと思われる)

そんな「野生の王国」は実に下克上である。

きぃが「ジジ~」っていいながら抱きついても・・・・
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椅子代わりにされてお絵描きされても・・・
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開放された後は
いつもと同じように、何事も無かったかのように、太陽を浴びる・・・
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毎日の変化を嫌い、淡々と生きる姿に人生のヒントを感じるのだよ。






朝起きて外を見るのが怖かった。
天気予報が雪だったから・・・
小雨の降るどんより空を嬉しく思ったのは久しぶりだなぁ。
そう思いながら左手でイグニッションを回す。
程なく乾いた空冷フラット6のエンジン音が後ろから聞こえてくる。
思わず頬が緩むぜ。
「パンッ!」独特の音を発して閉まるドア。
(3回に1回は半ドアだったりする)
昔からその場での暖機はしない主義である。
ミッションをローに入れたまま
ユルユルと走り出した。
後ろからクルマが来ないことを願いながら
極力アイドリングの回転を保ち・・・走る。
冷たく固まったミッションオイルが無理やりスプロケットの間を
潤滑する様子をイメージしながら・・・

こうやってクルマと会話をするのは久しぶりだぜ。

我が家から東名高速、用賀インターは程近い。

コイツでの初ロングドライブだから「初めまして」みたいなもんだ。
俺はクラッチをきり、シフトチェンジをしながら自己紹介する。
15年経ったとは思えないほどキッチリとしたシフトフィールは
こちらもふざけた運転はできないな、と、ちょっとした緊張感すら感じさせる。

80kmをキープしながら暫らくそんな挨拶を繰り返し
東名の分岐を右レーンに入った頃には小雨だった雨は本降りになっていた。
リアシートに着けたチャイルドシートで娘は再び眠りについている。

”今回の旅に備えてショックとタイヤを交換して
慣らしが必要だったから・・・ちょうどいいや”

晴れていたら飛ばしたい衝動を押さえきれなかっただろう。

新東名に入っても雨足は強いままだったが
なんとも性能の良い路面だろう。ほとんど雨を感じないのだよ。
長く真っ直ぐ続くその道は多少のアップダウンも手伝って
遙か遠くまで見える。
暗くどんよりした雨雲。周りに広がる田園風景。
どこかで見た光景だなぁ。

そろそろかなぁ。

6速に入ってたシフトを4速・・・3速と落とし・・
アクセルを踏みこんだ。

リアからバリオラムを装着したフラット6が雄叫びをあげると同時に
4本のミシュランPS2が地面をかいた。

予想してたより「軽い!」

ボディや駆動、ブレーキまでをもターボと共有する4Sは
カレラやカレラSに対して俺1人分重いはずである。

その時、一頭の名馬が頭に浮かんだ。

「オグリキャップ」

芦毛で地方競馬出身のオグリと
人気の無いゼニスブルーの4Sとをダブらせたのだろう。

長い伊勢までの道のりはあの有馬記念を思い出させたのであった。
俺の心は武豊となり、4Sは飛ばしたい気持ちを抑え疾走するのであった。

何時間経っただろうか?
そこから名古屋都市高速に入るまでの記憶はほとんど無い。
彼(4S)がどうやったら喜んで走るのか・・・
そんなことを探るのに必死だったのだろう。
熱田神宮に到着した芦毛のサラブレッド「オグリ」である。
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伊勢までの長旅はまだ始まったばかりだ・・・

つづく



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グッチ
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2000年ぐらいかな、僕の1人住まいのマンションに来たのは。
中華屋の換気扇の下で油まみれの瀕死の状態で発見されたらしい。
知り合いが病院で治療をしてあげたのだが、その家には病気の先住猫さんが・・・
話を聞いて対面してみる事になった。
両手は点滴の為に毛が剃られ、体はガリガリ、耳は爛れ、片目は怪我で・・・
見るも無残な感じだった。
正直なところ「断りきれなかった」のかもしれないが・・・
子供の頃飼ったジュウシマツ(小鳥)以来、初めての動物飼いで
張りきって猫グッズをいっぱい買い込んだのを憶えている。
我が家へ連れて帰って猫バッグの蓋を開けたらスススーッとシャコタンのまま
ソファーの下に入ったっきり、姿が見えなくなった。
朝、缶詰を一缶あげて仕事へ行き、昼に帰ると無くなっているので
また一缶お皿に出して仕事へ行く。
夜帰っても姿は無し。でも昼に出した缶詰は綺麗に無くなっている。
「夜ご飯だよ~」って言っても返事は無い。
僕が寝床について、電気を消すと歩き回っている気配がする。
こんなのが1ヶ月ぐらい続いたある夜、いつものように深夜番組を見ながら
ビールを飲んでいたら、あぐらをかいた僕の足の上に、怯えながらそーッと
何かが乗ってきた。
固まったねぇ。お願い、逃げないで!
そーっと下を見ると・・・ん?誰だ?お前。
丸々太った、毛がフッサフサの猫が・・・
一日三食はあげ過ぎだったか~。
この日からカボさんが我が家へ来るまで
1人と一匹、二人六脚の生活がスタートしたのだった。


ジジ(ゼンジ)
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「黒猫が欲しい」がカボさんの口癖だった。
グッチ以外の猫には全く興味が無い僕は「絶対ダメ」が口癖になった。
2007年10月、社員旅行で行った修善寺のオーベルジュ「フェリス」
宿泊した朝、カボさんと散歩をしていると、どこからか「びゃ~う、びゃ~う」
何の泣き声だ?
周囲を見回すと道の端にダンボールが・・・
中に居たのは生後1ヶ月ほどの黒の子猫。
カボさんの執念か?
結局連れて帰ることになり、修善寺で拾ったので「ゼンジ」と名づけた。
呼びづらいので「ジジ」になったとさ。


アズ・リオ(アズーロ・フォリオ)
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某、工務店の社員(独身のオジサン)の飼ってるメス猫が4匹の子猫を出産した。
どうやら自由に出入りしている猫だったんだねぇ。
その工務店のお嬢さんが子猫の面倒を見てくれる里親をさがしてたわけ。
里親探しのお手伝いをすることになった小林家。
あっちこっちに「猫飼う気無い?」って聞いてまわるけど、一向に見つからない
とにかく、準備だけしよう!
我が家からグッチのバッグとジジのバッグを持ってきて、まずは病院で検診。
全員の検診を終え、先生の「OK」をもらった時、「よかった」
里親探しに頑張ってたお嬢さんの目から涙が。(よっぽど緊張してたんだねぇ)
僕とカボさんの気持ちは同じだった。
「4は無理だけど、2なら」と言って片方のバッグを持った。
偶然入っていたのがアズとリオだった。(兄弟の中でも相性があるからねぇ)
名前の由来はその年オープンしたリトルウッズ横浜・青葉店の「青葉」から
イタリア語で青「アズーロ」葉「フォリオ」である。


ニャン
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環八沿いにあるリトルウッズ世田谷は用賀の街にある。
猫の多い街なんだねぇ。
裏の駐車場によく出没する白猫は耳に赤いピアスをしてた。
調べてみると去勢手術を施した証のようだ。
(そういうボランティアがあるんだねぇ)
ある日、お弁当の残りをその白猫にあげてみた。
毎日来るようになり、いつの日からか環八側の展示場で寛ぐようになっていた。
雨の日も来て、濡れながらゴハンを待つようになったので
展示場の隅にニャンハウスを作ってあげた。
ゴミ箱を横にして風で飛ばされないようにブロックと結びつけた簡単な家。
「こんなのに入らないよね~」と思いながらセッティングすると
なんと、すんなり入ったねぇ。
それからと言うもの、雨の日も冬の寒い日もそこで寝泊りするようになった。
今では3階の事務所にゴハンを朝、夜、食べに来るのが日課になった。
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by e-littlewoods | 2013-01-26 20:35 | 俺です。
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自称・日記王子コバさんとネコネタ収集係カボさんの猫とクルマのお話です。
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